France/Paris 2013-June - Moustiers

2013.08.13

ラ・バスティード・ドゥ・ムスティエ La Bastide de Moustiers

6月に行ったフランスで、実に3年越しの実現だったオーベルジュが、このラ・バスティード・ドゥ・ムスティエでした。

なにかを制作していても、ふと出されたディナーのひと皿から作った、 ベジタブルスープ ブレスレットを思い出してしまうほどに、今でも愛しさがつのる場所です。

最初に存在を知ったのは、2010年のことでした。coyoteという本、madame FIGARO(マダムフィガロ)、そして最近のエクラ誌にも載りました。とても遠くて、誰でもが行ける場所ではないからこそ、折りに触れて書いてみたいと思います。画像は、その、溜めていた切り抜きを集めたものです。

ちいさな思いだけれど、そのことを忘れずにいて、今だと思ったときに行動に移せるように。私がいつも心掛けていることです。そんな私のことを誰でもが分かってくれるわけではありませんけれど(笑)、まぁ良いでしょう。

明日も元気でがんばります。

一枚目は岩肌の教会に続く坂を上る途中で撮ったもの、二枚目はダイニング、三枚目は切り抜きを集めたもの。テーブルはアンティークに近いくらい古いので、ところどころはがれていていますけれど、おそらくずっと使い続けるものです。

(サムネイルをクリックすると、拡大表示します)


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Provence

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2013.06.15

グレン・グールド

パリは15日朝9時ちかく、13℃。快晴最高気温20℃。1€≒125.545822

友人が、私のPCにもiPhoneにもまったく音楽が入っていないと話すと、30曲くらいを集めてUSBメモリに入れてくれました。今朝のごはんはホテルのお部屋で、グレン・グールドのピアノを聴きながらいただいています。

昨日の夕食は、ホテルの近くで見つけたベトナム料理のテイクアウト。ベトナム人のマダムが温めてくれて、フルーツとビールも買って(笑)帰っていただきました。

今回の滞在では、地方のホテルは別として、友人と夕食をいただく機会が多くありました。そのほかはお部屋で。食料品のフォションも近いので、エビのサラダやサンドイッチを買っておきました。

こちらは、ほんとうに暑さと寒さがどんどん入れ替わっていて、友人でさえも熱が出たと言っています。春がなくて、冬からいきなり夏になったのだと。でも、自衛するしかありません。今もお部屋がとても寒いのですけれど、たくさんごはんを食べて自家発電。一人旅に出ると、なんでもひとのせいにしても変わらないから自分ですることを毎回学びます。だんだんと語学力がついてきて、土地勘とか判断力もついて来ました。

昨日話していた友人は、今の生活を見るととても華やかなのですけれども、初めて話してくれたことでは、すさまじい努力を積み重ねて来ていました。そして、今はこのパリで仕事をしています。みな、黙ってすべきことをして努力しながら、周りのひとの幸せと自分の幸せを大切にしています。幸福の神さまはとても忙しいから、いつまでもそばにはいてくれないのです。私はそう思っています。


「人生は一度きりだよ、楽しまないと。」と何度も言われます。追われていると、目の前の小さな幸せに気づかないでいることが多いけれど、幸せがまったくない人はいないから、それを逃さないように。ないない、と探し回る必要はないでしょう。感謝して、さまざまなよいこともそうでない出来事も受け入れながら、次に繋げることを常に考えること。そして、なによりも自分の誇りに賭けて常に誠実であること。


友人たちへの尊敬の気持ちをこめて、メモしてみました。お客さまとのお約束通り、そろそろ帰国の日が近くなっています。また、生徒さんを含め、いただいたメールへのお返事は帰国後させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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2013.06.14

初夏の陽気 エルメス本店など

きょうのパリは初夏の陽気でした。快晴気温25℃。1€≒126.129700

サントノレのアスティエへ。先週の土曜日にも行きましたけれど、なにしろすごい人で店内はいっぱい。なにか壊してもいけないので、中に入るのを諦めていました。今朝はちょうど開店の11時に行けたので、キャンドルスタンドをお買い物。撮影の許可をもらって店内をスナップ。古い板張りの店内の設えは落ち着きます。

どの店も、きちんと挨拶したり声を掛けたり話をしたりすれば、同じ対応をして返してくれます。そういうことに気がつくかどうかが、気持ちよくお買い物を出来るかどうかの分かれ道なのかなと思います。もともと、黙って店に入って来て商品に黙って触れて出て行く人が、大切に思われるはずがないと思います。

週末のパリは、だんだんとソルドも近づきオンシーズンになってきたせいか、団体で繰り出す国のひとも多くてたいへんです。私など、後ろのほうから遠慮がちに商品を覗くのですけれど、エルメスの本店ともなると、そういう客ほどちゃんと見ているスタッフがいて、対応してくれるのでした。おみやげを買いました。この店のスタッフは本当に感じがよくて、非の打ち所がないのは当然のことながら、実にエレガントで親しみやすく、商品選びを顧客と一緒に楽しむかのような演出をしてくれます。これはあなたのベージュのドレスによく似合いますねとか、ブルーのシャツにはこれがシックで素敵ですねとか。商品と幸せとを一緒に包んでお客さまに届ける、なんてエレガントなのかと思います。

あとの数枚は、工事中のホテル・リッツやヴィトンの大きな看板、ローラースケートを履いたパトロールの警察官など。街では、一眼レフはほかのひとの邪魔になりますし、自分自身も重いのでコンパクトカメラを使いましたけれど、今回の旅では、このカメラの設定を工夫して自分らしいものを撮ることを覚えました。

パリ、フランスは私にとって、いつもすべてが先生。今回もいろいろなことが心にずしりと深く、しみじみと温かくやさしく、染み入って来るのでした。

だから、フランスが大好きです。

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2013.06.13

エクス・アン・プロヴァンスからパリへ

夜のTGVでパリ市内のリヨン駅に11時に戻って来ました。現在13時。きょうのパリは雨。気温19℃。1€≒¥ 125.799102128.452471

知識としてはあったのですけれど、プロヴァンスの日向と日陰、日中と夜の温度差にからだが驚いたようで、がたがた震える寒さと汗が止まらないのを繰り返して、帰りのTGVでは「明日は寝込むかな」と思いました。パリのホテルに戻ってほっとして、急いでシャンプーとマスク、炎症を抑える薬を総動員して、友人にきょうの夕食をキャンセルするかもしれないと体調を知らせて眠りました。

朝起きると、復活していました(!)

ようやく分けていたスーツケースの中身をまとめ、溜まったお洗濯をして、これから外に初めてお買い物に行こうとしています。決して過信しませんけれど、私の体力は弱くはないようです。

写真は、プロヴァンスのホテルでの朝食。あまりに外の陽射しが強いので、部屋に運んでもらいました。おかげでパッキングの時間をゆっくり取れました。

あとの写真は、facebookで見ていた5つ星ホテル。ここでティータイムを取り荷物を預かってもらい、エクス・アン・プロヴァンスからのTGVの時間までを街に出ました。目当ては、日本にもショップがあるコテ・バスティード。ルールマランのショップもパリ市内のショップもクローズしてしまったので、ここに来るのが憧れでした。

寒さに震えながらの移動でしたけれど、ゆっくり再始動します(笑)

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2013.06.12

岩肌の教会

プロヴァンスも三日目、きょうはパリに帰る日。快晴気温26℃。1€≒¥ 128.452471

この季節は申し分のない気候で、花が咲き乱れています。フランス人がヴァカンスに来る寸前で、さほどの人混みもなく、ひとびとはゆったりしています。

昨日はホテルで地図をもらって、私がここ数年間で集めて来た切り抜きのコピーなどから場所をしっかり確認して出掛けました。30分ほど緩やかな上り坂を歩いて、村の中心部に。そこで、出掛ける前にどこかのブログで見ていた教会を目にして、登ってみようと思いました。靴はエナメルのバレエシューズだけれど、ゆっくりならなんとかなるだろうと思いました。

切り立った崖のようなカーブを何度もくねくねと曲がりながら、最後のところで息が切れてくらくらしましたけれど、村全体を見渡しながら乾いた風に吹かれてよい気持ちでした。

村に降りて、切り抜きの陶器の店に向かい、陶器を作るおじさんにそれを見せると、素朴な職人肌の表情ががらっと変わってとても嬉しそうで、カフェオレを入れるような器を「これ、あげるよ」とくれました。私は、机周りで使おうと、小さな入れ物を買いました。おじさんは英語が分からないのでしたけれど、不自由はありませんでした。

それから別の店に行くと、切り抜きを見ながら「あらー」と嬉しそうに、コピーして良いかと聞くのです。きっとこの女性誌は、取材後もまったく店と連絡を取っていなかったのでしょう。

気がつくとランチの時間を過ぎてしまいそうだったので、マダムにランチが出来そうな店を聞くと、彼女の友達の店に電話をしてくれて、閉めるのを待ってくれました。熟した大きなトマトにバジルがたっぷりのサラダ、白いワインがからだにしみこんでゆくようでした。まさに至福のとき。

ホテルに戻ると、猛烈な睡魔。夕食の前にぐっすりと眠り、庭での華麗なるディナーのあと、そのまま陥落しました。今回の旅では、ヨーロッパのアッパークラスのスマートカジュアルを勉強しました。それから、いろいろな色彩も。

きょうはこれからチェックアウト。エクス・アン・プロヴァンスに向かいます。ずいぶん都会に向かうような気がします(笑)

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2013.06.11

アトリエへ

鳥の鳴き声で目が覚めました。快晴気温23℃。1€≒¥ 129.975525

サングラスは必携の陽射しです。これから村に出て、アトリエを散歩します。

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南仏へ

パリからTGVで3時間、南仏に来ています。気温23℃快晴。1€≒¥131.005905

2010年以来、3冊の雑誌で見てからいつかは行きたいと思っていた南仏のホテルに来ました。スーツケースを2個に分けて、大きなスーツケースはパリのホテルに預かってもらって、朝5時半の起床でパリ市内のリヨン駅を出発。結局、用意のため眠る時間が2時間くらいになってしまいましたけれど、ようやくいろいろな意味で辿り着いたなという気持ちです。エクス・アン・プロヴァンスからさらに80km。パリのホテルのコンシェルジュもかなり心配していた遠さです。申し訳ないので、無事に着いたとメールを送っておきました(笑)

ホテルの名前はパリに帰ってから書きますけれど、東洋人を見掛けることもないような、遠さも含めて敷居の高いホテルです。ホテルというよりオーベルジュ。鳥のさえずりとか馬の声とか、本当に聞こえて来ます。

そういえば、今回は発ってからフランスでは日本人に一度も出くわさず、会話ももちろんしていません。頭のなかの翻訳機がやや容量オーバーになりかけているようですけれど、なんとかなっています。英語やフランス語を話さないと動けないのでがんばっている状態ながら、なかなかたいへんです。

しかし。パッキングでテンションいっぱいになってしまって、一眼レフのバッテリーアダプターを大きいほうのスーツケースに入れて来てしまい、危険区域状態。なので、記録用のコンパクトカメラと併用します(汗)

やっとここまで来ました。センスの良いオーベルジュ。大人のための小さなホテルです。

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2013.06.10

show window

やんだはずの雨が、しとしとと降ったりやんだりを繰り返した日でした。

雨のパリは素敵です。いろいろな色のトーンは、まるで雨の日をあらかじめ計算に入れているかのようです。建物のグレイと雨が混ざり合って、ほかのものを浮き上がらせます。だから、雨の日に出掛けないなんて、勿体ないことは出来ませんでした。

お昼過ぎになってもゆっくり出掛けられるのは、ホテルを替えたおかげかも知れません。今までお世話になっていたコンシェルジュが移動したこともあって、試しにそこに泊まってみようと決めたのでしたが、部屋は7階の一番奥の角部屋で、三方向から光が差し込みます。どこに行くのにも徒歩圏内で、すべての面で正解でした。

一番上の画像は、たまたま催されていたマドレーヌ教会のパイプオルガンのコンサート。それから少し先のサントノレを歩き、パラスホテルのひとつ、ル・ブリストルでひとやすみ。帰りには、エルメスのウインドウをはじめ、いろいろなディスプレイを見ながら歩いて帰って来ました。エルメスのディスプレイのテーマは海。珊瑚や貝をバッグに詰めて、砂を敷いたりと、とても凝っています。

昨日の人混みがうそのようで、皆どこに行ってしまったのだろうと思います。写真を撮るには露出が丁度よく、ひともほとんどいないので、ゆっくりお散歩して帰って来ました。ちなみに、お店はすべて日曜日はお休みなのでお買い物はなにもしていません。

二枚目の写真は、オテル・ブリストルの「お手洗いのなかの」ドレッサー。あまりに綺麗なので撮りました。その次は、私のショール。さすがのサントノレは、どの店も絵になるのでした。

なんだか、ゆたかな日でした。

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2013.06.09

日曜日の雨

昨夜からの雨が上がって、道路が乾いて来ました。気温17℃。13時。

昨夜はあれからぐっすり眠りに入り、お昼前に目が覚めました。きょうはお洗濯と休憩、それから近くの教会に行く予定の一日です。

朝はダイニングでお湯をいただいて来て、持参したカップ麺のおうどんにしました。お茶もちゃんとあるので、ゆったりした朝です。

明日は早朝にパリを出て南仏に向かうので、エネルギーをたっぷり補給しておきます。

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バガテル公園

そろそろ時差ぼけがピークになって来て、一秒以内に眠りに墜ちる瞬間がやって来ました。

毎回そうなのですけれど、こういうときには時間は別にして寝てしまうことにしています。そうして起きたらもっとおかしな時間になっていても、それも気にしないでその日にすべきことだけをしておいて、また少しだけ寝て、一日を始めるようになりました。

そのうちに、数日以内に日射によって体内時計の帳尻が合うようです。でも、どこかでやっぱり調整が必要なので、今回は日曜日をそれに充てることにしました。

バガテル公園は素晴らしいところで、貴重な体験をした日でした。コンシェルジュにバスルートを教えてもらって、パリ市内の地図の最北西に向かいます。それからぎらぎらした陽射しのなかを歩き、行き当たったところは、市民がひっそりと集まって遊んでいる美しい森なのでした。きょうは、なにかお祝いのパーティもしていました。その緑というのは、鬱蒼と茂った大木と色調のコントラストが見事にコントロールされたもの。フランス人が大好きなようで、私も大好きなところになりました。

一眼レフを持って行きましたが、撮影は100%モニタが見えない状態で、まぶしさの目くらましのなか、露出やさまざまな調整をして、どれか一枚は使えるかなと思いながら撮りました。それにしても、フランスの緑は美しいです。

なかに、私が写った一枚があります。リネンのブルーのシャツにサングラスをしたままですけれども、どんな感じでうろうろと移動しているのかお伝え出来ればと思います。まったく、よく遊んでいます(笑)このあと市内の中心部に戻って、行きたかった店に向かったものの閉店して移動していたのはショックでした。一旦ホテルに戻って、友人たちとお食事に行きました。

めくるめく一日が終わって、明日は休養の日(のはず)です。ちなみに、いま朝の5時半、雨が降って来たようです。このまま起きていても一日にはエネルギーが足りないかもしれないので、また少し眠ります。

それから、少し嬉しいのは、フランス人の友人が、私が撮った写真のファンになってくれたようです。撮ったら見せてと言われました。

おやすみなさい(笑)

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