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2013年5月

2013.05.25

情報はどこから来たか

きょうは、今月最終のレッスンの日でした。

生徒さんと、デザインとか色の情報はどこから来るのだろうかというお話になりました。実はレッスン中でもお話はあっちに行ったりこっちに行ったりしていて、その間にスキルをしっかり身に着けていただくという方法を用いています。

この天然石きれいですねとか、これは名脇役の素材だけれどお手頃でしょ、とかお話します。出来れば、そんなひとときに素材の名前を覚えていただければと願っています。

その、デザインのお話のなかで、情報や関心事は生活のなかのすべてのことがらがもとになっているわけですけれども、ふと私が幼稚園児の頃に母が読んでいた家庭画報誌のお話になりました。

この本は頑なに独特な美学を変わらず貫いていて、良い意味でぶれがありません。解りやすく言うと、モデルはプロのひとだけ、服はぎっしり載せるのではないような贅沢な誌面作りで、一ページにモデルさんが一人しか載っていません。今になって考えると、幼稚園児が家に帰ってから家庭画報誌を食い入るように読む光景は、なかなかクールでシュールです(笑)

ファッションエディターさんもスタイリストさんもメイクアップアーティストさんも、当然のことながら書かなければならないスポンサー依頼の記事があって、それは、読者がエッセーだと思って読み進むうちにぽんっと具体的なクリームとか美容液のお話に流れたりして、「あぁ、これは広告だったんだ」と気づいたりします。

でも、それを買ったひとが「確かにこの美容液は効くわ、わたし綺麗になったもの!」と思えたとしたら、みなが幸せになります。世の中の「綺麗」は、きっととても主観的なものなのでしょう。


私個人としては、公私ともにかなり作業量の多いここ10日間ほどでした。明日は一日ぼーっとすごして、月曜日は、歯医者さんの大がかりな最終日。そのあとは、プライベートな数日間へと流れます。

お客さまには、きょうのうちにお品ものをお送りさせていただきました。お気に召していただければと、心から願っています。

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2013.05.20

春の雨の庭

きょうの関東は、一日しとしとと雨になりました。

今週と来週は急遽、歯科ウイークになったので(笑)、朝から歯医者さんへ。旅行前にまとめて何度か通います。ご近所なのですぐに終わって帰り道、マンションの敷地内の緑や、白とピンクと赤のばらが雨に打たれて切なげに浮かび上がるようで、それは綺麗なのでした。diaryのバナー画像に使っているのは、その時に撮ったばらです。スマートフォンからご覧くださっているかたは、「PC表示に切り替え」で、ぜひご覧になってください。

最初はiPhoneで撮っていたのですけれど、こんなにしっとりした、しかも満開の美しい雨のなかの花を撮れるときはそうそうないので、思い直して一眼レフを取りに一度家に戻り、久しぶりにゆっくり撮りました。 Flicker にもたくさんの写真を置いています。お散歩がてらご覧ください。

郵便局のサイトを見ていると、ローマンガラスのEMSが、通関を終えて間もなく到着するようです。アクセサリーを作るにはちょっと時間的に厳しそうですけれど、今月はあと一回のレッスン、そして、今週末には、お休み前のご挨拶のささやかなsaleも考えています。ローマンガラスのピアスは対象外になりますけれど、saleは二日間ほど開催の予定です。

きょうの花の写真は貴重なものになりました。明日は快晴の予報、きょうより10℃ほど気温が上がりそうです。

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2013.05.17

MY STYLE

アクセサリーのお届けをして、少しずつ制作からフランスに行く準備へと頭を切り替えています。

これがなかなか難しくて、誰もなにも強制したりしないのに、自分なりにしておきたいことがあって、ようやくというところに来ました。今月はレッスンの日もありますけれど、そろそろ工具を持つ毎日から変わろうとしています。

タイトルに書いたのは、そんな大げさなことを言いたかったのではなくて、私が大好きな女性のひとり、清原亜希さんのエッセー『 MY STYLE 』です。出掛けるたびに帰りは書店に立ち寄りますけれど、この本が目に入って買いました。彼女は良いです。美しくて強くてがんばる女性だけれど、肩によぶんな力が入っていません。

ページをめくっていたら、以前私がマリソル誌だったか、とっても気に入って切り取り、diaryに載せたページがそのまま載っていました。これは、そのp69。あまりにこの写真が好きなので、もう一度両方を載せようと思います(笑)

一週間、お疲れさまでした。明日の関東は、五月晴れの週末になりそうです。

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2013.05.14

夏のそらのスリーピングビューティターコイズ

Applejamが大好きで、お客さまにもファンがたくさんいらっしゃる、愛すべきスリーピングビューティターコイズ。

ヴィンテージ加工したブライトシルバーのチェーンで、67cmのネックレスにしました。ターコイズの粒は20mm。トップ部分全体では47mm。ボリュームのあるチェーンが、デコルテを華奢に見せます。以前、カーネリアンのセットで作りましたが、今度は心持ち軽いチェーンで作っています。金属パーツはほかにシルバー925を使用。

ブレスレットのほうは、長さ18,5cmでターコイズの粒は18mm。アクセントに14Kゴールドフィルドの太いワイヤーを使って支え、しっかりチェーンに繫ぎました。アクセサリーページも間もなく作ります。どうぞご覧ください。

きょうは夏日になりそうです。元気にまいりましょう。

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2013.05.09

聴き上手

このところ、プライベートで、いくつか嬉しいことがありました。

なかでも、最近とくに胸に響いたのは、会って話している間に、相手の聴き上手に感動したことでした。同じようなことを、ついこの前も書いてしまいましたけれど、自分には十分に知性も教養もあるひとがわざと聴く側に廻っていると、尊敬の気持ちを抱きます。そんなことは知っているよという言葉を、自然に飲み込んでいるのです。

聴き上手は知的だと思います。相手の言い分に耳を傾けることは尊い行いだと、私は思っています。

画像は、今朝届いた素材。この切手の貼り方が奔放で、苦笑したのでした。

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2013.05.06

誠実ということばについて

大型連休の間、したいと思っていた作業、会いたいと思っていたひととの時間、映画など、私なりに有意義に過ごせたような気がします。

制作では、ネックレスやローマンガラスのピアスなどのアクセサリーページを作りました。ローマンガラスについては、Applejamのお客さまには初めてご覧いただくこともあって、どんなものだろうと思っていらっしゃることと思います(笑)私自身は、ローマンガラスのピアスを着けていて、とても軽やかで解放されたり、ちょっとセンチメンタルな、長い時を経たドラマを感じたりまでしています。

大人の女性のアクセサリーは、とても難しいと思います。一方で、とても自由だとも思います。難しいという捉え方と自由だと思う捉え方は意外に紙一重。その場に相応しいポイントをきちんと押さえていれば、おしゃれそのものは自由なもの、誰もが持っている権利だと思っています。

映画のお話に移すと、昨日のdiaryに書いた「リンカーン」はとても良い作品でした。誰か贔屓の俳優が出ているわけではなく、お洒落でもラブストーリーでもなく、ただ史実に基づいたストーリーが展開します。でも、気がつけばスクリーンに見入り、終われば涙していました。

その涙は、「誠実」というものについて心の琴線に触れたものでした。私のdiaryを含め、誰もがいつでも主張を書けるインターネットの時代になっています。そこで、ふと触れたことばに熱いものを感じたり、ふわっとした幸せを感じることがあります。そこにはなにがあるのか。

誠実というものだと、私はよく思います。「私はこうだ」という自分の主張だけではなくて、読む側のことを常に忘れず考えているか。読んだ相手に直接的なダメージを与えるものは論外として、怖いのが、文章は人格をダイレクトに伝えてしまうということです。書けば書くほど具体的になって来ます。

リンカーンが愛されたのは、誠実に国のことを考えたから。主張することと誠実に動くこととは、そこにエゴイズムがあるかどうかで、大きく違ったものになるでしょう。

エゴイズムのない誠実。それはなにより美しいもの。


お休みの最後に難しいお話を書いてしまいましたが、みなさまには、清々しい立夏のあとの週明けでありますように。

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2013.05.05

「リンカーン」

久しぶりに映画を観て来ました。「リンカーン」です。

ネットでチケットを取っておいて、ゆったりと出掛けました。

南北戦争やリンカーンのことは、なぜか私の周りに熱心に調べたり勉強したひとが何人かいて、とくに大学では教授が講義で熱心に話してくれました。南北戦争についての論文を書いて、アメリカ政府から、ある位をもらったかたもいます。

上映期間中にぜひご覧いただきたい、150分をかけて描いた作品。お一人で、じっくりとご覧にお出掛けになってください。

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2013.05.02

サンドベージュとかごバッグ

私のクローゼットのなかでいちばん多い色は、サンドベージュです。

リネンのサンドベージュとウールのサンドベージュはまた違った雰囲気を持っていて、一年を通してその色のキャンバスにバッグやショール、アクセサリーの色をのせるような使い方をしています。

リネンやカシミアやシルクの肌触りはこの上なく幸せな感触を持っていて、ふわふわした化繊のブラウスを着るときには、下に、肌触りの良いコットンの長袖Tシャツを着ます。いつ頃からこうなったのか覚えていないのですけれど、服の色はほかに白やネイビーやグレイがあるだけです。

数日前に美容室に行きました。その時に髪をカットするために持って行ったのが、この切り抜き。たしか、小学館のPrecious誌の一ページでした。モデルさんとは、現実的にはかなりのハードルの差がありますけれど(笑)、大胆なカットをする日には、説明のいらないこんなものをデザイナー氏に見せます。この、ゆらゆらした女性らしい感じが大好きです。格好よいです(!)

そして、帰りに買ったかごのバッグは画像のもの。びっしりとラメを縫い付けてありますけれど、これがまた抑えたシルバーいろ。使ううちに柔らかくなって来るのが、かごの魅力。ということで、夏は、ゆらゆらした中間色やこんな色遣いが大好きです。

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