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2010.01.31

やっぱり「コンサバの魅力」

きょうも、ロングブーツとタートルでお出掛け。

この冬は寒波が長く続いたせいで、早々にこの組み合わせに飽きが来ました。あぁ、早くシャツ一枚、クロップドパンツあたりで身軽になりたいものです。

たまたま最近買ったシャツを整理していて、クローゼットから発見したものがありました。

この季節、そろそろ中学受験のシーズンになって、そのあとには式典が続きます。三寒四温が終われば桜とともに行事がいっぱい。私にはもう大学の卒業式が二年後に待っているくらいで、スーツが姿を消し、段々とクローゼットのなかも変化して来ました。

そこで、きょうのdiaryに載せるのは、二枚の服。たまたまとはいえ、どちらもミッドナイトブルー。なす紺です。サイズが合わなくなったものの、これらは永久保存版とも言えるくらいの宝もの。題名に「やっぱり」と書いたのは、実は二年くらい前にも同じようなdiaryを書いたからです。 「コンサバの魅力」というタイトルです。

まずはこの、10年以上前から持っているスーツ。タンクワンピースとコートドレスという、変わった組み合わせ。フランスのブランド、オールドイングランドのものです。ワンピースのシェイプは、ちょうどダイアナ妃が着ていたものを彷彿とさせます。何か大事なときには必ず着ていたので、「まだあの服を持ってたの?」と知人に言われることでしょう。

どうと言うことはないウール、でも、極上の生地と縫製です。ジュエリーを寄せ付けないくらいの完成度で、ちょっとショートネックレスのパールを着けた程度でした。ノースリーブにコートドレスというのがフランスらしく、寒い時期には、コートの下に紺色のカーディガンを着ました。丈はちょうど膝が隠れるあたりで、目上の方にも受け入れられる長さです。

(サムネイルをクリックすると、拡大表示します)


Oe

正直に言うと、ワンピースは肩のあたりがきつくなって、着られなくなりました。でも、いつまでも大切にしたい保存版。


こちらは、アルマーニのワンピース。上のスーツより、もっと古いものだったと思います。ラインは、限りなくスレンダー。背中のファスナー開閉で、襟からフロント、袖口から裾まで続くフリルが絶妙な辛口スイートで、生地はとても重く、落ち感の美しさは群を抜いています。

一見ストイックなところに驚かせるのが、座った瞬間に膝でぱっと開いてしまう、前合わせのフリル。バッグで押さえないといけないくらいに大胆です。でも、サイズは7号くらいで、もう、まず着られません。第一、アルマーニそのもので、こんなに素敵なものは見掛けなくなってしまいました。


Ar1

Ar2

古着をdiaryに載せてしまって恐縮なのですが、何を言いたかったのかと言うと、式典のお洒落は大切だと言うこと。

スーツなんて着ないというのは、実は大きな間違いで、まずは先生との面談、サークルの会合、PTAの役員になれば式典、目上の方とのお食事から結婚式、パーティ、果ては急な不祝儀・・・と暇がありません。式典での主役は生徒や学校だったりするので、親は黒子に徹するのがマナーでありスマートです。

私の場合、この二着がどれほど活躍したことか、思い出すと笑ってしまうほどです。しかも、何度着ても悪目立ちしないのが、コンサバティブな服の良いところ。

とくに、黒と白と紺は要注意で、太陽光の下や間近で見たときに、縫製の善し悪しが残酷なほど露見してしまいます。だから、妥協しないで記念の一着をというのが私のお薦めです。そして、実はもっと切実なのが、年齢を重ねると、お洒落をする体力が落ちて来ることです。だから、「お洒落の体力」は鍛え続けなくてはいけないようです。

書いていたら、なにも行事がないのにお洒落がしたくなってしまいました。

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